生きるために欠かせない栄養について紹介します。
ナイアシンを摂って健康になっていきましょう。
一生使える内容です。
よろしくお願いします。
目次
健康とナイアシン(ビタミンB3)
こんにちは!お金と健康の情報発信をしている まぁ です。
今回は、健康に関わるナイアシン(ビタミンB3)についてお伝えします。
ビタミンB群に関しては
も合わせて読むとわかりやすいです。
ビタミンB群のサプリを飲めば、ナイアシンは足りているのでないの?って思う方もいるでしょう。
僕は自分の飲んでいるサプリメントの成分表をチェックしました。
ナイアシンは個別で飲む必要があると思い、買って飲み続けています。
ナイアシンの効果•サプリの始め方
ナイアシンについて参考になるものがあったので紹介します。
●ナイアシンの効果
ビタミンB3には、ナイアシン(ニコチン酸)、ナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)の2種類がある。
ビタミンは、体内で合成できないものと定義されている。
その定義からすると、アミノ酸のL-トリプトファンからナイアシンは合成されるので、厳密に言うとナイアシンはビタミンではない。
しかし、60mgのL-トリプトファンから1mgのナイアシンしか合成できず非常に効率が悪い。
ホッファーの言葉によると、”われわれがビタミンC合成能力を失ったのと同じように、人類はナイアシンの合成能力を失いつつある”、のだそうだ。
つまり、DNA→RNA→タンパク質合成、にとって最重要。
nicotinamide adenine dinucleotide(NAD)は細胞内呼吸の補酵素として必要。
ナイアシンは、消化器系、皮膚、神経系において重要な成分。
また、性ホルモン合成、DNAの修復にも重要な成分。
1,ペラグラ(Pellagra)
ペラグラはトウモロコシを主食とする地域に多発したナイアシン欠乏症。
トウモロコシは、小麦や米に比べ、L-トリプトファン、ナイアシン含有量が低い。
症状は、皮膚炎、下痢などの消化器症状、精神神経症状。
小児期に発症し、免疫機能が低下し、易感染性を引き起こす。
ω3やω6などの必須脂肪酸不足もペラグラを悪化させる。
古典的ペラグラは、4Dと言われている。
dermatitis(皮膚炎)、diarrhea(下痢)、dementia(認知症)、death(死)。
日光により発赤、腫脹をおこす光線過敏症が特徴。
光線過敏症は、抗精神病薬を服用している統合失調所患者にもよく見られる。
つまり、ペラグラと統合失調症は非常に近い疾患。
初期には統合失調症様症状が特徴的。
神経症(不安障害)症状などの非精神病症状も多い。
子供では、学習障害、注意欠損性多動障害を生じる。
老年期精神障害、ハンチントン舞踏病もペラグラ症状だとされている。
ペラグラが発症する原因は、
1)L-トリプトファン不足。
2)トウモロコシの大量摂取によるナイアシン摂取量不足。
3)B6摂取不足。
4)尿中へのナイアシンの大量漏出。
イソロイシンはナイアシンの尿中漏出を防ぎ、ロイシンはそれを増加させる。
2.関節炎
骨関節炎、リウマチ性関節炎には、2〜4gの高用量ナイアシンアミドが著効する。
関節の可動域、筋力を回復させ、易疲労性を回復させる。
250mgの頻回服用が有用、3〜6ヶ月にて効果を示す。
ほぼ70%に顕著な効果が期待できる。
残りの30%は食物アレルギーなので該当食物摂取を中止する必要がある。
3.統合失調症
ナイアシン投与により、抗精神病薬の必要量を減らすことができる。
発病後5年以内なら顕著な効果がある。
4.高脂血症
ナイアシンは、他のどんな高脂血症治療薬より、安全かつ有効な高脂血症治療薬である。
(ナイアシンアミドにはその作用はない)。
ナイアシン投与により血中コレステロール値は、高い人は下がり、低い人は上がり、180に収斂する。
ナイアシンは、中性脂肪を下げ、LDL-コレステロールを下げ、HDL-コレステロールを上げる。
ナイアシン2g投与にて、中性脂肪とLDL-コレステロールは50%低下し、HDL-コレステロールは35%増加する。
高脂血症治療には、
1)オーソモレキュラー食(精製糖質を止め、食物繊維豊富な食事を摂取)。
2)ナイアシン3g。
3)B6、C、必須脂肪酸、Zn。
8000人以上のデータでは、ナイアシン投与群では、他の高脂血症治療薬投与群に比べ、1)2年以上長寿、2)11%死亡率が減少、3)他の疾患の死亡率を90%減少した。
つまり、死亡率を減少させ、寿命を延長させ、動脈硬化病変を改善させ、脳卒中や冠動脈疾患を減少させる。
5.血管障害
ナイアシンは、循環改善、血流改善効果があり、全身循環時間が25%短くなり、肺循環抵抗や末梢循環抵抗を改善させる。
末梢動脈塞栓症を改善させる。
脳卒中や冠動脈疾患を予防する。
透析しか方法がない最重度の糖尿病性腎症がナイアシン3gにて1ヶ月で完全に回復した。
6.学習障害、行動障害
上記症状は潜在性ペラグラなのでナイアシンで改善する。
7.糖尿病
ナイアシンは糖尿病による血管障害合併症を予防する。
ナイアシンは、血糖値を安定させ、インスリン抵抗性を改善させる。
1型糖尿病において、ナイアシンの投与によりインスリン必要量を減少させる。
8.アレルギー
ナイアシン投与によるフラッシュ(ヒスタミン放出)によりアレルギー症状は改善する。
ナイアシン投与は、アナフィラキシーショックを予防する。
食物アレルギーの人には、ナイアシン+Cが有効。
9.多発性硬化症(MS)
多発性硬化症をはじめとする脳の変性疾患は、脳神経細胞が栄養不良で飢餓状態となっている。
B1、ナイアシンの大量投与、B50、C、E、Mg、Znで改善する。
10.ストレス
ナイアシンは最も顕著な抗ストレス因子。
11.その他
アルコール症にはB1とナイアシンが有効。
抗加齢にはナイアシンが最も効果がある。
SLEにもナイアシンは効果がある。
ナイアシンが病気に与える効果をまとめて挙げます。
●ナイアシンが病気に与える効果
1,ペラグラ(Pellagra)
2.関節炎
3.統合失調症
4.高脂血症
5.血管障害
6.学習障害、行動障害
7.糖尿病
8.アレルギー
9.多発性硬化症(MS)
10.ストレス
11.その他
ナイアシンと寿命についてまとめてある内容を見つけたので紹介します。
●ナイアシンの「寿命延長効果」についての考察
1.体内の450種類(500種類との意見もある)以上の代謝酵素の補酵素である。
2.脂質代謝異常を改善させる。HDLーCを増やし、LDL-CとTGを減らす。
3.体内の炎症を軽減する。関節炎に有効。
4.精神状態を安定させ、無駄なアドレナリン分泌、コルチゾール分泌を抑制する。
5.睡眠改善作用がある。
6.フィードバックビタミンである。
7.エネルギービタミンである。
8.糖質変換ビタミン、脂質変換ビタミン、アミノ酸変換ビタミンである。
9.血管拡張ビタミンである。
10.知能ビタミンである。
11.血糖調整ビタミンである。
12.抗癌ビタミンである。
14.体内では唯一の、DNA修復ビタミンである。
ではどのようにナイアシンのサプリを取り始めれば良いのでしょうか。
参考になったものを紹介します。
●ナイアシンの始め方
ビタミンB3とも呼ばれるナイアシンですが、ビタミンは体内で合成できないものと定義されおり、その定義からすると、ナイアシンはアミノ酸のL-トリプトファンから合成されますので、厳密にはビタミンではありません。
しかし、60mgのL-トリプトファンから1mgのナイアシンしか合成できません。
ホッファーの言葉によると「人類はビタミンC合成能力を失ったのと同じように、ナイアシンの合成能力を失いつつある」ということです。
ナイアシンはタンパク質合成の際に重要な役割があります。精神疾患、リウマチや腎臓病など、あらゆる病気の治療に不可欠です。
ナイアシンにはナイアシンフラッシュという一時的な副作用で、顔がほてる、汗をかく、赤くなる、しびれる、じんましんが出るなどの症状が出ることがあります。ナイアシンの末梢神経拡張作用によるもので、1時間ほど経てば治まります。
またナイアシンアミドは、ナイアシンよりも効果がゆるやかになりますが、ナイアシンフラッシュを起こしにくいとされます。フラッシュが気になる場合は、ナイアシンアミドから開始してみてください。
<ナイアシンとナイアシンアミドの始め方>
まず、ナイアシンアミド500mg×3(朝昼夕1錠)をビタミンC1000×3(朝昼夕1錠)併用下で開始。
↓
次の週、ナイアシンアミド500mg×6に増量(朝昼夕2錠)し、ビタミンC1000×3は継続。もし吐き気が出れば吐き気のない量まで減量。
↓
ナイアシンアミド500mg×6を継続できても症状改善が不十分なら、1か月後からナイアシンにシフトしていく。具体的には、ナイアシンアミド500mg×5(朝2、昼2、夕1)+ナイアシン500mg×1(夕)。
激しいフラッシュが出たら、元のナイアシンアミドのみに戻す。
↓
フラッシュが軽度なら、徐々にナイアシンアミドをナイアシンにシフトしていく。
医師や薬に頼らない! すべての不調は自分で治せる | 藤川 徳美より
ナイアシンで健康になる!サプリと副作用を紹介!
僕は脂質代謝ができるようになりたくて、ナイアシンを取り始めました。
エネルギー代謝の図を見てわかるように、脂質代謝にナイアシンは欠かせません。
脂質代謝だけじゃなくたんぱく質、糖質のエネルギー代謝にも欠かせません。
リンク
ナイアシンを取り始めてから、末梢の血管がピリピリするのが、わかりました。
おそらく、軽いナイアシンフラッシュです。
ナイアシンフラッシュきたな!っていうのがわかります。
しばらくすると、落ち着くので心配していません。
ただ単に脂質代謝ができるようになりたいだけではありません。
ナイアシンで健康レベルも上げられると良いなと考えています。
僕は、子供の時から元々しもやけ体質です。
手足の末端が冷たくなりやすいです。
ナイアシンは、血管拡張効果、つまり血液循環を良くする効果があるようです。ナイアシンを飲んで、冷え性対策、しもやけ対策していきます。
おそらくナイアシンの影響だと思いますが、僕はナイアシンの取りすぎで吐き気や嘔吐がありました。
一度に500mmgを摂るとダメでした。
特に夜です。
現在は500mmgのサプリを2つに割って、朝昼夕で250mm×3摂っています。
嘔吐は怖いですが、まだナイアシンは足りない気がしているので、少しずつ増やしていきます。
●僕が使っているナイアシンはこちら
あなたもナイアシンを摂って、健康になってみてはいかがでしょうか。
●サプリ購入はこちらからもできます。
・iHerb.com - ビタミン・サプリメント & 天然健康製品
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IPQ3765
で割引き購入が受けられます。
まとめ
今回は【長寿】ナイアシン(ビタミンB3)サプリの効果と始め方をお伝えしました。
ナイアシンについて参考になるものがあったので紹介しました。
●ナイアシンの栄養と効果
ビタミンB3には、ナイアシン(ニコチン酸)、ナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)の2種類がある。
ビタミンは、体内で合成できないものと定義されている。
その定義からすると、アミノ酸のL-トリプトファンからナイアシンは合成されるので、厳密に言うとナイアシンはビタミンではない。
しかし、60mgのL-トリプトファンから1mgのナイアシンしか合成できず非常に効率が悪い。
ホッファーの言葉によると、”われわれがビタミンC合成能力を失ったのと同じように、人類はナイアシンの合成能力を失いつつある”、のだそうだ。
つまり、DNA→RNA→タンパク質合成、にとって最重要。
nicotinamide adenine dinucleotide(NAD)は細胞内呼吸の補酵素として必要。
ナイアシンは、消化器系、皮膚、神経系において重要な成分。
また、性ホルモン合成、DNAの修復にも重要な成分。
ナイアシンが病気に与える効果をまとめて挙げました。
●ナイアシンが病気に与える効果
1,ペラグラ(Pellagra)
2.関節炎
3.統合失調症
4.高脂血症
5.血管障害
6.学習障害、行動障害
7.糖尿病
8.アレルギー
9.多発性硬化症(MS)
10.ストレス
11.その他
ナイアシンと寿命についてまとめてある内容を見つけたので紹介しました。
●ナイアシンの「寿命延長効果」についての考察
1.体内の450種類(500種類との意見もある)以上の代謝酵素の補酵素である。
2.脂質代謝異常を改善させる。HDLーCを増やし、LDL-CとTGを減らす。
3.体内の炎症を軽減する。関節炎に有効。
4.精神状態を安定させ、無駄なアドレナリン分泌、コルチゾール分泌を抑制する。
5.睡眠改善作用がある。
6.フィードバックビタミンである。
7.エネルギービタミンである。
8.糖質変換ビタミン、脂質変換ビタミン、アミノ酸変換ビタミンである。
9.血管拡張ビタミンである。
10.知能ビタミンである。
11.血糖調整ビタミンである。
12.抗癌ビタミンである。
14.体内では唯一の、DNA修復ビタミンである。
●僕が使っているナイアシンはこちら
あなたもナイアシンを摂って、健康になってみてはいかがでしょうか。
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少しずつ行動し、ナイアシンを摂っていきましょう。
継続すれば、確実に健康になれます。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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