運動が嫌い、運動が苦手っていう方でもできるオススメの運動をお伝えします。
楽しい音楽・リズムが運動のきっかけになります。
リハビリ・運動指導の専門家がオススメする一生使える内容です。
よろしくお願いします。
目次
音楽・リズムを聞くだけで運動になる?
仕事や学校が休みの日、家の中から一歩も出ずに一日中、家の中で過ごしていませんか?
仕事に行くときは車を使ってほとんど歩かず、会社ではデスクワークで座りっぱなし、家ではテレビの当番をしていませんか?
最近、運動不足だなぁ。
体力が落ちてきたなぁ。
体重が増えてきたなぁ
運動しなければいけないなぁ。
ジムに通うのはハードルが高いし、ウォーキングやジョギングもいいけど、続く自信がないって方もいるでしょう。
僕は医療従事者で、リハビリ・運動指導の専門家の理学療法士です。
運動は、身体をたくさん動かさなければいけない激しい運動・スポーツだけではありません。
今回紹介する運動する方法は音楽・リズムです。
音楽・リズムと運動についてお伝えしていきます。
音楽が運動に効果的な理由「脳・メンタル・パフォーマンス」
好きな音楽が聞こえると、無意識に手を叩いたり、足でリズムを刻んだり、体を揺らしたことはありませんか?
リズムに乗って踊り始めたことはありませんか?
実は音楽と運動には深い関係があります。
音楽・リズムにはどんな関係があるのでしょうか?
●音楽は運動に効果的?「脳科学からみる運動と音楽の関係」
運動時の音楽に重要な要素はリズムですが、できれば、それが自分の好きな音楽だとベターです。
音楽を聴いていて、良い曲だなと陶酔しているときは報酬系と呼ばれる、心地良いことが起きた時に活性化される脳内のシステムが活動します。
「脳内報酬系」という脳の部位には「ドーパミン」という物質が多く存在し、放出されるとワクワクした喜びの感情が生まれます。
ですから、好きな曲は何度も聴きたくなり、すなわち常習性が備わるんですね。
こうして報酬系・快楽系の神経が活動することで、本来であれば辛いランニングや腕立て伏せを楽に行うことができるのです。
負担の軽減という意味でも、運動における音楽は有効に作用し、長続きさせる効果をもたらしてくれます。
脳科学の視点から音楽・リズムが脳に良い影響を与えることがわかっています。
●音楽がスポーツ・運動に与える効果
スポーツのパフォーマンスに心理面が影響をあたえることは多くの研究で証明されています(1)。
スポーツのパフォーマンスに対する心理的な影響として、気分の高揚や、緊張などがあげられます。
気分を高揚させるために、一般的に使用されるものとして音楽があります。
音楽を使用することで、身体的な苦痛から焦点をそらしたり(2)、情動反応を向上させたりすること(3)によってスポーツのパフォーマンスを向上させるとこれまでの研究で示されています。
さらに、音楽には反対の効果もあり、身体を落ち着かせる効果もあります。
ストレスによって増加した血圧がクラシック音楽を聴いた後に大きく低下したとの報告(4)もあり、運動後の回復にも効果的であるとも考えられます。
音楽が心理面(メンタル)に影響することがわかっています。
どんなことに影響するかというと、スポーツやトレーニングのパフォーマンスを上げること、運動後の回復にも効果的なことです。
音楽・リズムで運動するメリット・デメリット
音楽・リズムで運動するメリット・デメリットについてまとめて挙げます。
●音楽・リズムで運動するメリット・デメリット
メリット
・体を動かすきっかけになる
・たくさんの音楽、リズムがある
・気分転換になる
・音楽で気がまぎれる
・体を動かすだけでなく、表情が変わったり、歌い出す
デメリット
・リズムを覚えておかなければならない
・音源が必要な場合がある
メリット
・体を動かすきっかけになる
ついつい手を叩いたり、体を揺らす、体を動かしたくなる音楽ってありませんか?
音楽主導で勝手に体が動き出す時があります。
・たくさんの音楽、リズムがある
普段聴いているJ-POPだけでなく、演歌、洋楽、楽器の音など挙げだしたらキリがないほど音楽やリズムがあります。
・気分転換になる
同じ運動ばかりしていると、さすがに飽きてきます。
音楽を聴いたり、音楽を変えることで気分転換できます。
・音楽で気がまぎれる
好きな音楽をかけて運動すると、しんどい運動も頑張れるって人もいるでしょう。
音楽を聞いているから走れるって方もいるでしょう。
音楽が終わるまで、走るっていうのもいいでしょう。
・体を動かすだけでなく、表情が変わったり、歌い出す
体を動かすだけが運動ではありません。
表情を変えたり、歌うのも運動です。
デメリット
・リズムを覚えておかなければならない
音楽がかかってくると、リズムに乗れますが、思い出せない時もあります。
・音源が必要な場合がある
自分でリズムを刻む分にはいいですが、オーディオプレーヤーがあるのとないのでは、体に与える影響が違います。
音楽を聞く準備をしておく必要があります。
普段聴いている音楽を含めて身体を動かしたくなる音楽・リズムは、どんなものがあるかまとめて挙げます。
●音楽・リズムの具体例
・アーティストの音楽
・音楽アーティストのダンス
・社交ダンス
・ヒップホップ
・盆踊り
・よさこい
・バレエ
・スケート
・応援団
・ひげダンス
・楽器を演奏する
たくさんの音楽・リズムと運動するきっかけがあるのがわかります。
●音楽やリズムが運動に効果があった具体例
ここで、音楽・リズムは本当に運動に効果があるのか?ってことで、具体例を挙げます。
僕のクライアントの一人になかなかモチベーションが上がらない方がいます。
普通に歩きましょうって言っても歩いてくれません。
そんな方のモチベーションを上げる方法があるので紹介します。
音などのリズムを作ると、表情がよくなり一気にやる気になってくれます。
具体的には、手を叩いたり、足踏みしたり、マラカスを鳴らしたり、リズム刺激を入れます。
その流れでリハビリしています。
歌を口ずさむのも一つの方法です。
リズムを作ると、気分が良くなって歩いてくれます。
びっくりするくらい表情が変わります(^ ^)
その他の例もお伝えします。
「イチ・ニ、イチ・ニ、イチ・ニ…。」
声かけや手を叩くことで、リズムが取れて歩きやすくなる方もいます。
僕のクライアントではありませんが、面白い例があるので紹介します。
普段ほとんど動かない方が、ある音楽を聴いたら、急に踊り出したっていうのも聞いたことがあります(^ ^)
●自分にはどう音楽やリズムを活かせばいいのでしょうか?
自分の好きな音楽・リズムを覚えておくといいでしょう。
自分のオーディオプレーヤーに保存しておくことをオススメします。
気分が落ち込んだとき、気分を上げたいとき音楽を聞くことで、気分を切り替えることができます。
僕は、個人的にはリズム系は弱いです。
リズムに合わせて運動するダンスは、ほとんど経験がなく苦手です。
ダンスや踊りに必要な振り付けをすぐに覚えられる人はすごいですよね。
僕はリズムがなくても運動できるので、このままでもいいですが、リズムを使った運動は、今後の人生の課題ですね(^ ^)
どうも運動する気になれないってときは、音楽・リズムを使ってみてはいかがでしょうか。
今ならスマホ一つあれば、誰でもいつでもどこでも気軽に音楽を聴くことができます。
すぐに取り組むことができるので、ぜひ音楽を聴いてみてくださいね。
まとめ
今回は運動が苦手な人が「音楽•リズム」を使うメリット•デメリットをお伝えしました。
運動が嫌い、運動が苦手っていう方でもできるオススメの運動をお伝えしました。
オススメの運動は音楽・リズムを使った運動です。
脳科学の視点から音楽・リズムが脳に良い影響を与えることがわかっています。
音楽が心理面に影響することがわかっています。
どんなことに影響するかというと、スポーツやトレーニングのパフォーマンスを上げること、運動後の回復にも効果的なことです。
普段聴いている音楽を含めて身体を動かしたくなる音楽・リズムは、どんなものがあるかまとめて挙げます。
音楽・リズムで運動するメリット・デメリットについてまとめて挙げました。
●音楽・リズムで運動するメリット・デメリット
メリット
・体を動かすきっかけになる
・たくさんの音楽、リズムがある
・気分転換になる
・音楽で気がまぎれる
・体を動かすだけでなく、表情が変わったり、歌い出す
デメリット
・リズムを覚えておかなければならない
・音源が必要な場合がある
どうも運動する気になれないってときは、音楽・リズムを使ってみてはいかがでしょうか。
今ならスマホ一つあれば、誰でもいつでもどこでも気軽に音楽を聴くことができます。
すぐに取り組むことができるので、ぜひ音楽を聴いてみてくださいね。
少しずつ行動し、健康になっていきましょう。
継続すれば、確実に健康になれます。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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