あなたが体調を崩しやすい理由は、ある身体の使い方ができていないからかもしれません。
リハビリ・運動指導の専門家がオススメの体の使い方を紹介します。
一生使える内容で、今すぐできる健康法をお伝えします。
よろしくお願いします。
目次
健康になる身体の使い方「鼻呼吸」
僕は医療従事者でリハビリ・運動指導の専門家の理学療法士です。
早めに身につけておいた方がいい身体の使い方を紹介します。
体の使い方一つで、健康にも不健康にもなります。
誰でも簡単にできる内容です。
今すぐやってみましょう。
今回紹介する早めに身につけておいた方がいい体の使い方の一つとは、鼻呼吸です。
鼻呼吸の効果と口呼吸のデメリット
2つの呼吸、鼻呼吸と口呼吸についてお伝えします。
●鼻呼吸と口呼吸
鼻呼吸は、吸い込む空気に適当な湿度・温度を与え、空気中の微細なゴミや細菌・ウィルスを鼻腔内の毛や粘膜に吸着して、気管や肺を保護しています。
さらに、鼻の奥は脳の底部と接しているので、車のエンジンのラジエーターのように脳の過熱を防ぐ役割もします。
口呼吸は結果的に酸素を体全体に届けにくい状態です。
代謝が低下し、疲れやすく、疲れが取れにくい、不安にもなりやすいという状態を招くのです。
それ以外にも沢山の健康上の問題が生じやすくなります。
例えば、幼少時に口呼吸を続けていると顎の発育が悪くて歯並びが悪くなり、外気を直接吸い込むので喉・気道の炎症を起こしやすく、免疫系が不安定となります。
睡眠中の口呼吸は、いびきや睡眠時無呼吸を起こしやすく、睡眠障害の原因の1つになります。
口の中が乾燥しやすい、唇が荒れやすい、頻回に水分を摂らないといけないのは口呼吸の可能性が高いので、一度、軽く鼻から吸って鼻から吐く鼻呼吸の訓練を始めることをお薦めします。
以上から、鼻呼吸ができないデメリットをまとめて挙げます。
●鼻呼吸ができないデメリット
・代謝が低下する
・疲れやすくなる
・疲れが取れにくい
・不安にもなりやすい
・顎の発達が悪くて歯並びが悪くなる
・喉・気道の炎症を起こしやすく、免疫系が不安定となる
・いびきや睡眠時無呼吸を起こしやすく、睡眠障害の原因の一つとなる
・口の中が乾燥しやすい、唇が荒れやすい、頻回に水分を摂らないといけない
鼻呼吸ができないデメリットがたくさんあるのがわかります。
では鼻呼吸ができる効果をまとめて挙げます。
●鼻呼吸の効果
・口を閉じるので、口の渇きやのどの乾燥を防ぐ
・唾液の分泌が多くなるので、口の中の殺菌効果が高まる
・いびきの軽減・予防に
・筋肉にたくさんの酸素が届けられるので疲労物質の乳酸が減少し、デトックス効果が高まる
・基礎礎代謝が上がり、痩せやすい体になる。
鼻呼吸と口呼吸での空気の流れの違いについて、わかりやすい解説がありました。
さらに詳しく見ていきましょう。
●鼻呼吸と口呼吸での空気の流れの違い
・鼻呼吸の場合
鼻呼吸だと鼻毛や線毛といった防御機構により花粉やチリなどを空気中から効率よく除去してくれますし、加湿・加温能力も素晴らしいものがあります。
冷たくて乾燥した空気でも、体にとって害のない綺麗な空気にして肺の方へと送り込んでいきます。
・口呼吸の場合
口呼吸は、空気をキレイにしたり、加温加湿したりという装置がありませんから、空気が汚れたまま肺の方に送られてしまいます。
鼻呼吸と口呼吸の空気の温度差は、喉の奥で3~4℃ありますから、線毛の動きが鈍ったり、上皮が乾燥したり、白血球の働きが弱まったりもしてしまいます。
呼吸の方法一つで体に与える影響が違うことがわかってもらえたでしょうか?
今すぐ鼻呼吸をしたいですよね(^ ^)
医療従事者が鼻呼吸を続けた効果と続けるコツ
医療従事者である僕自身が鼻呼吸を続けた効果と続けるコツをお伝えします。
●口呼吸ではなく、鼻呼吸をするためには何をすれば良いのでしょうか?
主に話すときと、食べるとき以外は口を閉じておくことです。
息を鼻で吸って、鼻ではくだけです。
いつでもどこでもできるので、今すぐやってきましょう。
●鼻呼吸を続けるコツ
とにかく意識して口を閉じることです。
スキマ時間でも良いので、意識して口を閉じて、鼻で呼吸しましょう。
鼻呼吸をやってみてみるとすぐわかる方もいるはずですが、鼻で呼吸がしにくい方もいます。
口を閉じて息苦しかったら、普段、口が開いたままで過ごしていることが多いと言うことです。
僕が鼻呼吸の重要性に気づいたのは、体の勉強をするようになってからです。
ヨガで鼻呼吸を学びました。
ヨガについては
も合わせて読むとわかりやすいです。
では鼻呼吸をできるようになって、どんな効果があったのでしょうか?
鼻呼吸をできるようになってから、変わったことをお伝えします。
●鼻呼吸ができるようになって変わったこと
・風邪をひきにくくなった
・集中力が上がった
・よだれが垂れにくくなった
・鼻づまりがよくわかるようになった
・歯並びの悪さに気づいた
・風邪をひきにくくなった
具体的には喉を痛めることが少なくなりました。
・集中力が上がった
眠くなりにくくなりました。
・よだれが垂れにくくなった
普段口を閉じているので、よだれが垂れることはありません。
・鼻づまりがよくわかるようになった
口を閉じると、鼻で呼吸するしかありません。
鼻づまりがあると言うことは、体調がいまいちと言うことがわかります。
鼻づまりの原因を解決しようと考えるようになりました。
・歯並びの悪さに気づいた
小さい頃から鼻呼吸を意識していたら、歯並びがもっと良かったのかもしれません。
現在、僕は日常は口を開かず呼吸することができるようになりました。
しかし、寝ているときはずっとではないと思いますが、口が開いている気がします。
自分で確認したわけではないのでわかりませんが(^^;)
枕の高さなどで調整もしていますが、普段から鼻呼吸をさらに意識していきます。
このブログを読んでくれているあなただけでなく、お子さんがいる方にアドバイスがあります。
子供に口開いているよって言ってあげて下さい(^ ^)
口が開いていると、なぜ良くないのかも伝えてあげてくださいね!
今回紹介した健康になる身体の使い方は、呼吸を鼻でするだけです。
鼻呼吸ができる効果はたくさんあります。
この呼吸法ができるのとできないのでは、生き方が大きく変わると言って良いのではないでしょうか。
今すぐ鼻呼吸を身につけて、健康で、楽しい人生にしていきましょう。
まとめ
今回は【極意】理学療法士の健康力を高める鼻呼吸の効果と口呼吸のデメリットをお伝えしました。
鼻呼吸ができないデメリットをまとめて挙げました。
●鼻呼吸ができないデメリット
・代謝が低下する
・疲れやすくなる
・疲れが取れにくい
・不安にもなりやすい
・顎の発達が悪くて歯並びが悪くなる
・喉・気道の炎症を起こしやすく、免疫系が不安定となる
・いびきや睡眠時無呼吸を起こしやすく、睡眠障害の原因の一つとなる
・口の中が乾燥しやすい、唇が荒れやすい、頻回に水分を摂らないといけない
鼻呼吸ができる効果をまとめて挙げました。
●鼻呼吸の効果
・口を閉じるので、口の渇きやのどの乾燥を防ぐ
・唾液の分泌が多くなるので、口の中の殺菌効果が高まる
・いびきの軽減・予防に
・筋肉にたくさんの酸素が届けられるので疲労物質の乳酸が減少し、デトックス効果が高まる
・基礎礎代謝が上がり、痩せやすい体になる。
医療従事者である僕自身が鼻呼吸を続けた効果と続けるコツをお伝えしました。
●口呼吸ではなく、鼻呼吸をするためには何をすれば良いのでしょうか?
主に話すときと、食べるとき以外は口を閉じておくことです。
息を鼻で吸って、鼻ではくだけです。
いつでもどこでもできるので、今すぐやってきましょう。
●鼻呼吸を続けるコツ
とにかく意識して口を閉じることです。
スキマ時間でも良いので、意識して口を閉じて、鼻で呼吸しましょう。
では鼻呼吸をできるようになって、どんな効果があったのでしょうか?
鼻呼吸をできるようになってから、変わったことをお伝えしました。
●鼻呼吸ができるようになって変わったこと
・風邪をひきにくくなった
・集中力が上がった
・よだれが垂れにくくなった
・鼻づまりがよくわかるようになった
・歯並びの悪さに気づいた
今回紹介した健康になる身体の使い方は、呼吸を鼻でするだけです。
鼻呼吸ができる効果はたくさんあります。
この呼吸法ができるのとできないのでは、生き方が大きく変わると言って良いのではないでしょうか。
今すぐ鼻呼吸を身につけて、健康で、楽しい人生にしていきましょう。
少しずつ行動し、健康になっていきましょう。
継続すれば、確実に健康になれます。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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