「うがい」が体に与える影響を知っていますか?
うがいは、風邪予防に効果的だけではありません。
運動の専門家の視点で、うがいの効果をお伝えします。
一生使える内容をお伝えしていますので、ぜひ最後までお読み下さい。
よろしくお願いします。
目次
「手洗い」「うがい」をしていますか?
あなたは「うがい」をしていますか?
コロナウイルスが流行してから、手洗いを勧められるようになりました。
うがいは、勧められていませんが、手洗いのついでにやっている方もいるでしょう。
僕はリハビリの専門家である理学療法士で、無意識のうちに人の動きや行動が目に入ります。
これだけコロナウイルス対策として、手洗いをしましょうって言っているのに、手洗いをしていない人ってまだまだいます。
今まで手洗いをしていなかった人の習慣は、なかなか変えられないのでしょう。
手洗いもしていないのに、うがいはできないでしょう。
僕は医療従事者ですが、他のスタッフも職場でもうがいをしている人って少ないです。
今回は、手洗いではなく、うがいの効果についてお伝えします。
うがいとは?うがいの効果とは?
●うがいとは?
うがいとは、水などをふくんで口やのどをすすぐこと。
●うがいの目的
口腔内をキレイにすること。
●うがいの効果
・風邪予防
京都大学教授川村孝のグループが、被験者を「うがいをしない群」「水うがい群」「ヨード液うがい群」に割り付けて、うがいの風邪予防効果を検証した。
その結果は、1か月あたり100人中の発症率は、うがいをしない群26.4人、水うがい群17.0人、ヨード液うがい群23.6人であった。
多変量解析で群間のばらつきを揃えると、水うがいをした場合の発症確率はうがいをしない場合に比べ、40%低下となった。
一方ヨード液うがいをした場合はうがいをしない場合に比べ、12%の低下にとどまり、統計学的に意味のある抑制効果は認められなかった。
この結果について川村教授は、うがいをすることにより、水の乱流によってウイルスや、埃の中にありウイルスにかかりやすくするプロテアーゼという物質が洗い流されること、水道水に含まれる塩素が何らかの効果を発揮したことなどが考えられ、またヨード液でそれほど効果が出なかったことについては、ヨード液がのどに常在する細菌叢を壊して風邪ウイルスの侵入を許したり、のどの正常細胞を傷害したりする可能性があるとみている。
・発熱予防
浜松医科大学の野田龍也助教(公衆衛生学)らは、研究者から疑問視されているにもかかわらず、日本国内でうがいが推奨され続けていることを不思議に思い、調査を実施した。
調査は、2006年(平成18年)1〜2月の20日間、福岡市の保育所145か所で、2〜6歳の子ども1万9595人を対象に行った。
保育所で1日1回以上、水道水や緑茶などでうがいを行ったグループと、行っていないグループに分け、37.5度以上の発熱をした子どもの割合に差があるかどうかを調べた。
その結果、うがいをする子どもが発熱する割合は0.4%だったのに対し、うがいをしない子どもは1%が発熱していた。
また、緑茶でうがいをした子どもが最も発熱しにくく、食塩水、水道水の順に発熱者の割合が増えた。
・インフルエンザに関して
東京大学医科学研究所の河岡義裕教授は、「(うがいは)インフルエンザに関しては、意味がないと思います」と効果を否定した。
首相官邸ウェブページでも「インフルエンザを予防する効果については科学的に証明されていません」と掲載しており、世界では有効な風邪の予防法にも掲載されていない。
ウィキペディアより
コロナウイルスに関しては、「うがい」はどうなのかということで調べてみました。
●コロナウイルスと「うがい」
ウイルスの侵入を抑制する効果を求めることは難しいですが、口腔内を清潔に保つには非常に有効な手段なのです。
ある老人ホームで、歯医者が口腔内をキレイにしたグループと、していなかったグループに分けてカゼの罹患率がどれだけ変わるのか調べる研究が行われました。
その研究によると、口腔内をキレイにしていたグループの方が、カゼにかかりにくくなることが認められたそうです。
これは口腔内をキレイにしていることで、歯周病菌などが減り、全身の免疫力が高まったからだと考えられてます。
つまり、『うがい』ではコロナウイルスを洗い流すことは難しいけれど、口腔内をキレイにすることで、全身の免疫力を高め、コロナウイルスにかかりにくく、症状を軽減することができる可能性があるのです。
西村歯科ホームページより
運動の専門家がオススメする「うがい」
僕は運動の専門家である理学療法士です。
うがいは、風邪予防という視点だけでなく、運動という視点でも重要です。
理由を説明していきましょう。
技術革新によりテレビ、パソコン、スマホなどを使う機会が増え、前や下を向いている時間が長くなっています。
日常生活で、上を向く機会って少ないです。
前や下ばかり見ていると、一体どうなるのでしょうか?
同じ動きばかりしていると体が固まっていきます。
姿勢が悪くなってきます。
具体的に言うと、ストレートネックや、ねこ背になります。
さらに肩こり、腰痛、頭痛の原因にもつながります。
あなたは最近いつ、真上を見ましたか?
あなたは最近いつ、空を見ましたか?
しばらく真上を見ていないって方もいるでしょう。
天井や、空を見る動きって意識しないとなかなかしません。
うがいは、口に水を含んで上を向いて、ガラガラする動きです。
うがいをすることは、上を向くきっかけとなります。
上を向くということは、体を反らす動きが起きます。
背骨で言うと、丸める動きではなく、反る動きとなります。
結果、ストレートネックやねこ背を予防することができます。
普段から上を向けば、うがいをしなくてもいいのでは?と思われるかもしれません。
しかし、人間の習慣というのは意識しないとなかなか変えられるものではありません。
うがいという風邪予防をするきっかけで、上を向く機会を強制的に作って運動しましょう。
運動の専門家である僕個人としては、うがいもして、普段から真上や空を見る動きもどっちもして欲しいです。
それくらい現代人の動き量は少なくなっています。
うがいは、風邪予防と姿勢改善どちらにも効果的です。
このブログを最後まで読んだら、今すぐやってみましょう。
では、うがいはどんなタイミングでするのがオススメなのでしょうか?
僕自身がうがいをしているタイミングを紹介します。
●うがいのタイミング
・外出後
・食事前3回
・歯が磨けないとき
・人混みが多いところに行った時
最低でも1日3回はうがいをすることになります。
風邪予防だけにうがいをするのではなく、運動目的、姿勢改善のためにうがいを習慣化してみてはいかがでしょうか。
うがいを習慣化することで、風邪予防ができれば、医療費がかからず、お金を守ることができます。
うがいを習慣化することで、いい姿勢が保てれば、いつまでも良いスタイルを保てます。
姿勢が崩れることは、体の不調が出るきっかけにもなります。
体の不調が出なければ、お金を守ることができ、ストレスなく生活できます。
うがいを習慣化することで、お金と健康を守っていきましょう。
まとめ
今回は【初公開】風邪予防だけじゃない!「うがい」は運動の専門家がオススメする運動をお伝えしました。
「あなたはうがいをしていますか?」
うがいについて、うがいの効果をお伝えしました。
●うがいとは?
うがいとは、水などをふくんで口やのどをすすぐこと。
●うがいの目的
口腔内をキレイにすること。
でした。
うがいの風邪予防、発熱予防、インフルエンザ、コロナウイルスに関しての情報もお伝えしまsいた。
今回のメインテーマである、うがいについてを運動の専門家の視点でお伝えしました。
技術革新によりテレビ、パソコン、スマホなどを使う機会が増え、前や下を向いている時間が長くなっています。
上を向く機会って少ないです。
前や下ばかり見ていると、一体どうなるのでしょうか?
同じ動きばかりしていると体が固まっていきます。
姿勢が悪くなってきます。
具体的に言うと、ストレートネックや、ねこ背になります。
さらに肩こり、腰痛、頭痛の原因にもつながります。
うがいという風邪予防をするきっかけで、上を向く機会を強制的に作って運動しましょう。
このブログを最後まで読んだら、今すぐやってみましょう。
うがいもして、普段から真上や、空を見る動きもどっちもすることがオススメです。
風邪予防だけにうがいをするのではなく、運動目的、姿勢改善のためにうがいを習慣化してみてはいかがでしょうか。
うがいを習慣化することで、風邪予防ができれば、医療費がかからず、お金を守ることができます。
うがいを習慣化することで、いい姿勢が保てれば、いつまでも良いスタイルを保てます。
姿勢が崩れることは、体の不調が出るきっかけにもなります。
体の不調が出なければ、お金を守ることができ、ストレスなく生活できます。
うがいを習慣化することで、お金と健康を守っていきましょう。
少しずつ継続していくことで、健康になっていきましょう。
継続すれば、確実に健康に近づけます。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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